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四分一(しぶいち)とは金属工芸で使われてきた日本古来の色金(いろがね)のひとつで銀と銅の合金である。合金における銀の比率が四分の一である事から名付けられた。 煮色仕上げで美しい銀灰色を示すことから朧銀(ろうぎん、おぼろぎん)とも呼ばれる。 朧銀には他に銀の表面に梨地(なしぢ)をつけ光沢を消したものも含まれる〔kotobankー大辞林 「ろうぎん朧銀」 閲覧2012-9-1〕。 == 「四分一」の種類 == 四分一には銀の含有率は23-60%の幅でいくつか異なった合金があり、異なった色合いを呈する。 より銀の含有量が多くなると白っぽくなる〔GeoCities 「四分一」 閲覧2012-9-1〕〔大阪府立産業技術総合研究所 「科学者でない人のための金属のはなし」 閲覧2012-9-1〕。 黒四分一 (金一分差し) これは上記の「四分一」とは異なり、「四分一」を40%と「赤銅」を60%合わせたものに、さらに金を1%混ぜた合金である。 煮色仕上げで赤銅の青みがかった黒とは異なった黒色が得られる。仮に三分挿し(金3%)の赤銅を使ったとして、銀9.9%、銅87.3%、金2.8%の比率となる。 注) * 「金一分差し」とは母金10匁(100分=37.5gr)に対し1分の金という意味である。 * 「並四分一」の「内・外三分」の「三分」は正確ではないが、それぞれ銀を3分増量または減量という意味である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「四分一 (合金)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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